FXあるあるなのですが、誰しもエントリーした瞬間に逆行した経験をおそらくお持ちでしょう。相場の本質とは上昇と下降を交互に繰り返す事によってチャートを形成している事にあります。値動きに翻弄されてトレードをしていると、伸び切ったところで買いを入れてしまい損切り。損切りにあうとリベンジトレードで損切り。結果、往復ビンタをくらってしまいます。相場は上にいきたい、下にいきたい、不明のサインを出してくれています。感情になるべく左右されない安定したトレードを心がけましょう。勝つためには、待つことも大切なお仕事ですね。

待つことも大切なお仕事だワン

他のFX業者と大きく乖離した価格?

国内のFX業者のほとんどがDD(ディーリング・ディスク)方式を採用しています。DD方式はOTC(Over The Counter)取引、または、相対(あいたい)取引とも呼ばれています。DD方式の場合、トレーダーが注文を出すと、状況によって呑み行為を行ったり、取引所に注文を流したりします。海外のFX業者はこちらを参考にしてください。

私が実際に4年ほど前に経験した話です。その日もFXの勉強会に参加し、いつものように海外のFX業者のチャートと国内のFX業者のチャートを同時に出していました。アメリカの指標発表が始まると、その時の私は未熟であったため、即座にポジションをとってしまい、すぐにストップにかかってしまいました。チャートをよく見ると国内のFX業者の価格と海外のFX業者の価格とが10PIPS以上の開きを起こしているではありませんか。

さらに、国内FX業者の価格とロウソク足とも乖離を起こしていました。すぐに勉強会の仲間にも確認してみましたが、どうやら海外のFX業者のチャートは正しいようです。国内のFX業者のサーバーのせいなのか、故意に悪質な処理を行っていたのかは不明ですが、納得がいかなかったために、業者へ連絡を入れ、狩られた分の資金を全て返金してもらいました。

国内のFX業者の全てがDD方式ではありませんし、悪質なFX業者も一部だとは思っていますが、もし、今のおかしいなと思う事があれば、必ず業者へ問い合わせてみてください。

値動きに翻弄されていない?

FX業者の落ち度も、たまにはあるかもしれませんが、ほとんどの場合、トレーダーが未熟である事が原因で負けているのです。相場が買いと売りを交互に繰り返しながらチャートを形成するという相場の本質を理解していない、もしくは、分かっていてもできない。

特に初心者にありがちなのが、価格が急騰して、祭りが終わる直前に入って損切りです。偉そうな事を言っている私も、最初はもちろん値動きに翻弄されてばかりでした。買いでやられて、取り返したい感情が働いで、逆のポジションをとってしまい、往復ビンタで負けてしまうという大失態を何度繰り返した事でしょうか。

まとめ

相場の本質とは、常に上昇と下降を繰り返しながらチャートを形成する事です。一方方向へ価格が進み続ける事はまずありません。値動きに翻弄されず、自分のルールにのっとってトレードを行いましょう。待つことも大切なお仕事です。また、FXはお金を扱う仕事です。FX業者は、よくよく検討し、理解した上で使用しましょう。





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