FX相場は、さまざまな理由で上下に動いています。つまり、相場には相場の都合があるわけで、個人トレーダーが上がれー下がれーと願ったところでお構いなしなのです。ですが、相場には全て織り込み済みという言葉があるように、チャートに形としてサインを出してくれていますので、相場の事は相場に聞いてしまいましょう。
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相場に影響を与えるもの
米雇用統計
世界で最も注目されているアメリカの経済発表で、相場に与える影響はとても大きく、FOMCは結果により金利の見直しを検討しています。
米政策金利
FRB(連邦準備制度理事会)が金融市場を短期的に操作する目的で調整する政策金利の事。政策金利はFOMC(連邦公開市場委員会)で決定されます。景気の過熱感を抑えるために金利を上げ、景気が減退してくると経済を活性化させる目的で金利を下げます。
米GDP(国内総生産)
市場で取引されたサービス等の生産を特定期間で計上します。経済の強さをはかる重要指標です。
不測の事態
地震などの災害・戦争・政権交代による政策変更は相場の流れを一変させるほどの大きなインパクトを与えます。スイスショックのときは一瞬で1500PIPS変動した通貨ペアもありました。
重要指標
・小売売上高
・消費者信頼感指数
・CPI/PPI(インフレーション)
・PMI(指数購買担当者景気指数)
その他
・企業業績
・リスクオン/リスクオフ
・国債
・貿易収支
まとめ
相場は参加者・指標・政治とさまざまな影響を受けます。わからないときは、手を出さずに静観するなり、検証するなりしましょう。必ず自分でわかる相場というのは、やってきます。焦らずに淡々と。
FXについて悩みなどあれば、質問等こちらのお問い合わせかLINE@から受け付けています。頑張っていきましょう。